韓国ドラマはつらい
韓国ドラマをみるのが辛い。
正確には、韓国ドラマを母がみているのがつらい。
この気持ちがなんなのか、ついさっき分かった。
かわいそうな人(便宜的にそう記す)たちのことを、
母がバカにして面白そうに笑うからだ。
そのことが、私は、とても悲しい。
自分の悪癖に気付かず、人の害悪となっている人物が
韓国ドラマにはよくでてくる。
その人たちに対して嫌悪感を抱くし、
なんでそんなことするの…と理解しがたい気持ちにもなる。
でも、その人たちが辛いめにあったり
人から見放されたりすることも同じくらい辛いのだ。
だって、その人は、知らないのだ。自分のあかんところを。
なんで、そうなってしまうのか、何も知らない。
もしくは、やり方は間違っていても、いつも必死で、
必死すぎて何も見えてなくて、
こんなに頑張っているのにどうして自分は報われないんだろうって
気が狂いそうなほど泣いて叫んでもがいている。
それを、母親が「ざまぁみろ」と楽しそうに笑う。
そのことがつらいのだ。
知らない人も、みんな元気でいて欲しい。
知らない人も、みんな元気でいて欲しい。